学会誌

日仏社会学会年報 第33号(2022年)

《特集》フランス語圏域(Sphère francophone)における移民の比較──「統合」の論理を超えて──

長谷川秀樹「趣旨説明」

岩本和子「ベルギーの『移民』と文化的多層性──フランス語の移民系作家を例に──」

花渕馨也「ディアスポラ・コモリアンヌの同郷組合活動を通じたトランスナショナルな共同体の形成」

長谷川秀樹「マロン派レバノン人とモントリオール移民」

《論文》

松野充貴「正常化の技術論について──カンギレムからフーコーへ──」

本間圭一「フランスにおける記者への暴力とメディア不信の背景」

《書評》

稲葉奈々子「山崎晶子著『現代フランスのエリート形成──言語資本と階層移動──』」