Repenser la modernité : Durkheim, Bourdieu et au-delà
近代社会の到来とともに成立した社会学は、常に「近代」を研究の土台に見据えてきた。社会学から人類学へという流れの中で、「近代」が相対化される一方、「ポストモダン」をめぐる議論では、現在はもはや「近代社会」ではないのではないかという問いも示される。デュルケーム、ブルデューというフランス社会学の伝統を踏まえつつ、さらに今日の日本の状況をも視野に入れて、モダニティについてあらためて問い直す。
日時:2023年3月10日(金)13:30~18:00
場所:日仏会館ホール(東京都渋谷区/最寄駅 JR・東京メトロ 恵比寿)
言語:日本語・フランス語(同時通訳あり)
司会 modérateur・白鳥義彦 SHIRATORI Yoshihiko(神戸大学)
1.趣旨説明 présentation du colloque(13:30~13:40)
小川伸彦 OGAWA Nobuhiko(奈良女子大学)
2.講演 conférence(13:40~15:40)
ジルダ・サルモン Gildas SALMON(国立科学研究センターCNRS・社会科学高等研究院EHESS)
近代人および非=近代人における機械的連帯と有機的連帯:ブルデューと進化主義の危機
Solidarité mécanique et solidarité organique chez les modernes et les non-modernes: Bourdieu et la crise de l’évolutionnisme
(休憩 15 :40~15 :50)
3.報告 interventions(15:50~16 :50)
川本彩花 KAWAMOTO Ayaka (日本学術振興会特別研究員・滋賀大学)
趣味と階層:文化資本の日本的状況
Goût et stratification sociale: situation japonaise du capital culturel
山田陽子 YAMADA Yoko (大阪大学)
「感情資本主義」の社会学史上の意義
Signification du « capitalisme émotionnel » dans l’histoire de la sociologie
4.コメント discussion(16:50~17:10) ジルダ・サルモン Gildas SALMON
5.全体討論 discussion générale(17:10~18 :00)
日仏会館・フランス国立日本研究所Web siteより参加申込みをお願いします。
主催:科学研究費補助金・基盤研究(B)「『集合意識』から『情動の社会学』へ──デュルケーム社会学の現代的展開」(22H00904) 、日仏社会学会、デュルケーム/デュルケーム学派研究会 共催:日仏会館・フランス国立日本研究所、協力:公益財団法人日仏会館